【新宿区の高齢入居者】大家さんへの補助金始まります

高齢者

高齢者が賃貸住宅に入れないことで、あっちこっちの自治体で高齢者が入居しやすい施策を打ち出してきている感じがします。今回は新宿区の紹介です。自治体も、大家さんにインセンティブがないと入居に前向きになってくれないとよくわかっています。空室に高齢者を迎え入れる際にはこのような自治体の補助をチェックするといいでしょう。

区が大家さんの孤独死保険料を肩代わりする!?

高齢者を入居者として迎え入れる場合、孤独死に対応した保険に加入することをこのブログで勧めてきました。

しかし、自分で孤独死保険の保険料を負担してまでわざわざ高齢者を入居させようと思う大家さんもなかなかいないかもしれません。

 

でもこの保険料を自治体が肩代わりしてくれたらどうでしょうか?

2020年度から東京の新宿区が、単身高齢者が入居した場合、この助成を行うことがニュースになっていました。

新宿区 賃貸へ死亡保険補助
東京都新宿区は2020年度から、単身高齢者を受け入れた民間賃貸住宅を対象に、入居者死亡事故保険の保険料を補助する。孤独死が話題になるなか、単身高齢者が民間賃貸住宅に入居することが難しくなっている状況

 

助成率100%!大家負担なし

肝心の助成率ですが、100%区が負担するそうです。

ただし、期間は10年間、戸当たり年6,000円が限度。対象は60歳以上の単身高齢者を入居者として迎え入れた場合です。予算は300万円を組んでいます。

 

区が100%助成は大家さんにとって万々歳でしょう。でも期間は10年間です。60歳の入居者の場合は70歳で助成がきれてしまいますね。そこからは大家さんの自腹となってしまいます。まあ予算事業ですので、時限的なものは仕方がないですね。

 

では金額は十分でしょうか?戸当たり年6,000円限度となっています。大家加入型の孤独死に対応した保険はそう多くはありません。

例えば、アイアル少短を使った場合、戸当たり月額300円です。これが12ヵ月でも3,600円。限度額の設定としては適切ではないかと思います。

 

予算は約300万円とのことで、そんなに多い数字ではないですね。

予算3,000,000円÷戸当たり限度額6,000円=500戸

500戸で活用ができればいいと新宿区は思っています。

新宿区で助成金を活用したい賃貸物件

ニュースでは次年度のことなので物件要件など、具体的なところまではまだ確認ができてません。

私が期待しているのは旧耐震の築古物件も助成の対象にならないかなーいうところ。

旧耐震も対象になるならば、築古物件を所有している大家さんは高齢者を入居者に迎え、長期の家賃収入を得られることが期待できるでしょう。

孤独死が起きた際の費用面のリスクヘッジは、10年間は新宿区が負担してくれます。

 

さて、新宿区でもどこのエリアが単身の高齢者が多いでしょうか。

2025年の65歳以上の単身高齢者推計

四谷地域 4,145人

箪笥地域 2,469人

榎地域 3,269人

若松地域 3,201人

大久保地域 3,488人

戸塚地域 3,885人

落合第一地域 2,787人

落合第二地域 2,631人

柏木地域 3,090人

角筈・区役所地域 1,894人

 

となっています。

四谷地域がぱっと見多いですが、富裕層が多く持ち家率も高いでしょう。

大久保(大久保、百人町、歌舞伎町)や戸塚(西早稲田、高田馬場)、柏木(北新宿)あたりは古い賃貸住宅も多く、単身高齢者の賃貸住まいも多いことが予想できます。

 

高齢者は建て壊しなどがある場合に、近くの賃貸住宅へ転居したいと思う傾向があるのですが、なかなか転居先が見つからない実態があります。このあたりに築古の賃貸物件を持っている大家さんはこの助成金を活用して、高齢者入居者の受入れを検討してみてはいかがでしょうか。

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