自治体サービスを使って高齢者の孤独死を防ぐ①(高齢者食事サービス)

江東区 高齢者食事サービス 高齢者

高齢者を入居させるにあたって一番の心配事は孤独死です。人間亡くなるのはしょうがないですよね。自然死は自殺と違って事故物件として取り扱う必要はありません。ただ、死亡後の発見が遅くなり、遺体の腐敗が進み居室内の汚損がひどい状況であった場合には事故物件として取り扱い告知義務が生じる可能性があります。

孤独死を防ぐための民間サービスは、今の時代様々でていますが「公的な見守り」について東京都江東区の取り組みを例に見ていきたいと思います。

見守りセンサー、見守りコールもOK。でもまずは「人」による見守り

見守りセンサーや見守りコールなど、高齢者を見守るサービスはホント増えてきたと思います。値段も手頃なものも多い印象です。もちろんそれらを活用することは効果が期待できますが、私はまず人を介した見守りが安くできないかというところを考えました。

プライバシーが気になるとか煩わしいと思う高齢入居者もいるとは思いますが、機械的な見守りより、人間の目をとおした見守りのほうが現況を把握しやすいはずです。ただ生きているってことがわかるだけであればそりゃセンサーなんかでもいいですけれど、場合によっては、賃貸住宅で自立した生活が難しいかもしれないという判断を下さなくてはいけないかもしれません。そのようなタイミングはセンサーではわかりません。

高齢者食事サービスの利用

江東区では人を介した見守り事業のひとつとして、配食のサービスがあります。

江東区に登録している宅配の事業者が健康を考えたお弁当を配食をすることで、食生活の向上を図るとともに安否確認を行う事業です。

 

高齢者食事サービス
通院治療を要する傷病等の身体的理由により、買物や調理が困難な高齢者に昼食または夕食を定期的にお届けするとともに安否の確認を行います。

 

食事料金は1食300~500円なので、手頃ですよね。毎日見守りをする必要はないので、週に2~3回くらいはこの食事サービスを入居者に利用してもらうことを入居の条件に組み込むことで、大家さんの不安は少し和らぐのではないでしょうか。

利用する条件は難しくないか見てみます。

 

【利用条件】

1.区内在住の65歳以上である

2.疾病等により調理や買物が困難である

3.(同居者がいる場合)同居者が疾病又は就労により調理や買物が困難である

 

なるほど・・・「2」の記載の仕方は困難の度がわからん。ということで江東区役所にきいてみました。

「これは利用前にケアマネージャーと面談をして頂き、ケアマネージャーが『あっこの人困難だ』と判断します。単純に65歳以上ということでは利用ができません。利用人数ですか?ハードルもあるのでそこまで多くはないです」

聞いた感じカジュアルには使えない見守りサービスでした、残念!

しかし、要件がはまれば単身高齢者には組み入れたい見守りサービスだと思いませんか?健康志向の食事をさせてくれるし。そして、利用にケアマネージャーの判断がありますが、辞めるのも入居者の勝手な意思ではできませんのでそこも管理する側としてはプラスです。

 

次回はもっと緩い条件で使える見守りサービスがあるのでそっちも紹介したいと思います。

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