見守り・保険・駆付セット1200円の高齢入居者サービス

孤独死対策サミット2019 高齢者

5/17金曜日、一般社団法人日本少額短期保険協会が「孤独死対策サミット2019」を開催しました。このサミットでは孤独死の現状から早期発見につながる取り組みの紹介まで、国土交通省はじめ各関係団体による講演が行われました。参加して収穫があったのは見守り・保険・緊急駆け付けのサービスがセットになって1200円で提供する事業者を知ったことです。このサービスはぜひ大家さんに知ってほしいので紹介いたします。

見守り電気を提供するアイキューフォーメーション

サミットでは様々な事業者が取り組みや事例を発表して進行していきます。そんな折、アイキューフォーメーションという電力会社が見守り電気を発表しました。

 

2016年の電力自由化の波から色々な事業者の電気を購入することができるようになりました。

お察しのとおり、この会社が売る電気と契約することがまず条件。

 

それでどういう見守りが行われるかというわけですが、

電気メーターは30分毎に電気使用量を感知して、利用量グラフを生成することができます。3週間くらいあれば、利用者の生活リズムに合わせて、電気の平均使用グラフができあがるそうです。

 

平均使用量のデータが整ったあと、10~12時間の間「いつもと違う」電気の使用量を感知するとメールやラインやアプリで親族や管理会社、大家さんが通知を受け取ることができます。

 

この見守りの良い点はとにかく安価。月額300円です。電気会社切り替えによって、電気メーターの設置は必要ですが、電力会社負担でできますので大家さんの費用負担はなしです。

見守りに保険と駆け付けをセットにしてサービス提供

電気で入居者の異常を検知できたとしても、それだけでは不十分なのが実態です。

そこで、アイキューフォーメーションは、電気見守りと保険と駆け付けサービスをセットにしてなんと月額1,200円でサービス提供をしています。

この値段ならば大家さんは家賃にオンしやすいのもメリットだと思います。

駆け付けサービス

このオプションをつけることによってアウトソーシングの現場対応が可能です。

「いつもと違う」を検知して管理会社や大家さんが通知を受け取ったら、駆け付けサービスへ連絡することで現場の状況を確認してもらえます。

早期の対応が事故物件防止への一番の対策です。これをアウトソーシングできると大家さんや管理会社の事務負担は相当軽減できることでしょう。

入居者死亡後の大家さんに対する保険

そして、もし入居者が亡くなって損害が発生してしまった場合には、アイアル少額短期保険の「無縁社会のお守り」という保険の補償が効いてきます。

 

無縁社会のお守りの概要

空室・値引き期間の家賃保証:最長12か月 1事故限度額200万円補償

遺品整理や特別な清掃、消臭費用等の原状回復費用:1事故限度額100万円補償

保険料:300円

 

特筆すべきは、1戸からこの保険に加入できるという点です。

アイアル少短のこの保険は、本来1棟全部での加入をしなくてはいけません。

8戸あるアパートで高齢入居者は1戸だけなのに、8戸分の保険料を支払わなくてはいけないというのが通常ルールにあります。

しかし、このサービスを利用すると1戸あたりで加入することができるのです。

 

実は保険に関しては、入居者の加入する家財保険に附帯するサービスで孤独死に係る費用が補償されるものも増えてきました。

しかし、事故物件化したあとの値引き家賃の差額を埋める保険は、入居者の家財保険になく、大家さんが契約者になるタイプのものしかありません。数も少なく、アイアル少短以外のものでも1棟契約が原則です。

アイキューフォーメーションのサービスを活用すれば、1戸からアイアル少短の無縁社会のお守りを大家さん側が加入して、入居者にも、孤独死が起きた際に大家さんに補償される家財保険に入ってもらうと、もしもの時の費用カバーは随分手厚くなります。

まとめ

今回の孤独死対策サミット2019では、色々参考となる話を聞けました。例えば、主催の少額短期保険協会が孤独死が起きてしまった場合の平均損害額を公表しました。

 

残置物処理費用:214,120円

原状回復費用:361,392円

家賃保証費用:321,840円

 

この3つの損害合計額で897352円。

孤独死が起きて、特殊清掃や事故物件となってしまった場合、約90万円の損害額が大家さんに生じると考えられます。

 

一見すると、金額にやはり驚いてしまいますが、「発見まで長期化」することによって、損害額は膨らみます。そのため、早期発見が一番大事。

 

追記:少額短期保険協会がサミットで使用した最新孤独死レポートを公表しました。

http://www.shougakutanki.jp/general/info/2019/report_no.4.pdf

 

今回は、そういう意味でもアイキューフォーメーションの「見守り・駆け付け・保険」が一体となって1,200円のサービスが、とても有効だと感じました。

参考にしてみてください。

 

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コメント

  1. 賃貸管理人 より:

    これは、実用的で使えそうですね。機会があれば試してみたいと思います。

    • 絆 より:

      こんばんわ。民間の高齢者向けサービスは協業してワンセットで孤独死対応サービスを提供しようという流れがきています。
      この見守りは電気の切り替えが条件なので、大家さんがどう思うかですね。小規模のポッと出の電気事業者に果たして切り替えてまで導入するか。
      北海道、北陸、沖縄はまだ対象外と社長がおっしゃってました。
      大阪はいけますので、もし高齢者の入居者を迎え入れる機会がございましたらちょっと思い出してみてください。